防音室が欲しい!

タイトル通りである

最近私はyoutuberになろうとしている、正確にはもうすでに動画をUPしているので

形としてはyoutuberではあるが、これをまともに機能させることができていない

 

私個人の生活空間や性格や趣向などもあり

配信にナレーションを付ける形に落ち着こうとしている

しかし、私の家庭環境ではナレーションを入れる事ができる時間帯が限られており

思ったほど活発に活動できないでいるのである

 

そうだ!防音室を手に入れよう!

このyoutuberとしての活動を考える以前から思っていたことではある

ゲームをするにしても会話をしながらゲームを日常的にしていたからだ

 

多くのゲーマーは19時~深夜にかけて稼働する人間が多い

私ももれなくこの時間帯にゲームをしていた

 

私の家の壁は薄い

それはもう、隣の道路で電話している人間の会話内容がほぼほぼ聞こえてしまう程度には薄い

隣のマンションの自転車が返ってくる音や、歌っている人

酔っ払いがなんか「もにゃもにゃ」言っている声まではっきりと聴きとってしまう

 

これでは配信どころではない、家の中で電話をする声もすべて野外に漏れてしまっているのだ

 

そこで私は、実況をするために一考する

 

 

 

 

そうだ!防音室だ!!!

 

 

 

我ながら、実に浅はかな考え方である

まずもって、防音室というものは非常に高価なものだ

立っているだけが限界というものでも10万とかするものだ

中には段ボールでできたものも存在するが、お茶でもこぼしたらどうなることかわからない

 

そうすると・・・

簡単な話だ

自分で作ってしまえばいいのだろう?

 

浅はかすぎて言葉も出ないが

これが私の思考パターンである

データ収集

まず、防音室というものがどのようなものかを考えよう

イメージはカラオケルームである

具体的に、中の音が外部に漏れない、ないし外部の音が内部に入ってこない

これが防音室の定義になるだろう

 

では具体的にどうすれば防音室は作れるのだろうか

 

防音について考えてみよう

防音とは

まず、防音とは

遮音(音を遮り反射する)と吸音(音を吸収し熱エネルギーに変える)

この二つの現象を発生させるものを、音源とマイクや耳などの間を隔てさせることで

音の侵入を阻害したり、吸収して別のエネルギーに変換し

到達点に聞こえなくさせる事だと思われる

 

これらの現象を起こさせるものがあれば防音室は完成する!!

なんだ簡単ではないか、ようするにそれを家中に貼ってしまえばいいではないか!

 

私はなにも思考せずそう考えたが

しかし、事はそんな単純なものではないのである

 

遮音材について

まず第一段階として遮音材について考えてみよう

 

インターネットで見ればたくさんの素材やデータ、作られた方のデータが出てくる

木材、レンガ、カーテン、コンクリートなどの身近な素材から

遮音シートや鉛シートなどあまり耳なじみがないものまで存在している

 

では、それらの素材はどのように違うのだろうか?

 

結論から言おう

遮音という観点から考えるならば

重ければ重いほど、硬ければ硬いほど音を通しにくい

 

一般的に手に入る物でいえば

コンクリートや鉛シートが非常に遮音効果が高いのである

 

さらに、防音室という観点で考えるなら

気密性が重要になる

壁と壁の間、ドアの隙間、窓、換気口、配線の穴など

こういった場所から音は移動できるのだ

 

つまり、防音材と防音材の間をぎっちり埋めるなどの処理が必要になる

ゆえに、コンクリートが最強の遮音材とうたわれているのだ

コンクリートは流動体を型に流し込み、固体化させることで壁を成している

その副次効果として隙間がないのだ

 

コンクリートの壁15センチで約50dbほどの音を遮断できるらしい

私には50dbがどの程度かわからないが

カラオケ室内や犬の鳴き声が、防音壁を隔てるだけで静かな事務所程度の音になるようだ

ふむ、、、コンクリートは強そうだ

 

ではコンクリートで自宅に防音室を作るとするか・・・

 

ここで大きな問題が立ちはだかる

私の家は木造だ

しかも、生活スペースの基本は2階なのである

 

お分かりになるだろうか?

コンクリートで15センチの壁とパソコンと机、イス

そして冷暖房設備が入るスペースをコンクリートで作るとする

  

考えるまでももないだろう、一辺訳2m近い壁が4面と天井、そして床

木造ぼろ家の二階に自動車を載せるようなものだ 

 

多分、ぼろい家にその重量を載せれば瞬く間に家は木くずの山になるだろう

材料の搬入ですら危うい気がする

 

ほかにも問題はある、コストの問題と、どう作るかだ

ブロックになっているものを購入して作るかコンパネで型枠を作って流し込むか

どちらにしても、結構な予算になるだろうし

素人が適当にやって漏れ出しても大ごとになりそうだ

 

では、次に遮音シートについてみてみよう

これはいたって単純なものだ

下記参照のシートを壁や床、天井などに張り付けていけばよい

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一束10mで約20キロ程度の重量がある

これを隙間なく張ることで音をはじき返す壁が作れるのである

 

キーポイントは必ず「隙間なく」である

 

これらの遮音シートよりも効果が高いシートも存在している

鉛シートである、、、

遮音性能でいえば、0.3cmの薄さで0.12cmの遮音シートの3倍程度の性能があるらしいが

コストがものすごく高いので、今回私は材料にすることは考えなかったが

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吸音材について

吸音材はいくつか種類があるが

基本的に空気を移動させにくいもの、振動を吸収するものがこれにあたる

代表的なものはグラスウールやロックウール

ウレタンスポンジなどである

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これらのものは、内包する気泡が空気をの移動を妨げ

衝撃を吸収し別のエネルギーすることにより減音することができる。

 

基本的に密度と厚みでその性能が決まり

密度が高く、厚みが厚ければ厚いほど吸音効果が高い

もし購入を考えているなら、値段の前に密度が表記されているか

厚みが何センチあるかを確認してから購入することをお勧めしたい。

 

密度か記入されていない場合は中身がぺらっぺらで吸音性能があまり高くないものも存在しており

薄すぎると音が浸透して思ったほどの効果が得られない可能性がある

 

制作にあたり

防音室を作るにあたり、上記の物を素材とし

順番としては壁、遮音材、吸音材で隙間のない密閉空間を作ればよい

 

壁は市販の壁材、木製のボードや石膏ボードなどを柱などに打ち付け壁面とし

その内面に遮音材を隙間なく固定し表面に吸音材を張り付ける

 

次回はいつになるかわからないが、防音室を実際に作ってみようと考えている

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